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男性でも育休を取ってみた。4ヶ月間のリアルな体験談

こんにちは。30代でリーダーを務めている男性です。
今回は、私が取得した育児休業についてお話しします。
※以下は私個人の経験と考えです。参考程度にご覧ください。

 

男性の育休取得、増えてきたけれど…
最近では共働き家庭が増え、男性の育児休業取得率も徐々に上昇しているように感じます。
私自身、2025年4月から7月末までの約4ヶ月間、育児休業を取得しました。
実は2021年にも育休を取得しており、今回は2回目のチャレンジでした。
育児休業は法律で認められた制度ですが、実際には長期間職場を離れることに対して、会社や同僚の理解がないと気が引ける方もいるかもしれません。
また、自分のキャリアへの影響を考えて悩む方も多いでしょう。
ですが、視点を変えてみると、社会人としての40年以上のキャリアの中で、たった数ヶ月のこと。
そして、子どもにとって父親は「自分しかいない存在」です。代わりはいません。
この考え方は、育休を取る上で非常に大切だと感じています。
我が家は両親が県外に住んでおり、里帰り出産は選択しませんでした。
そのため、私は育児休業を取得することに決めました。

 

育休中、実際に何をしていたのか?
育休前は、「子育て=ミルク作り・おむつ替え・泣いたらあやす」くらいの漠然としたイメージしか持っていませんでした。
しかし、現実は想像以上にハードでした。
初めてのことばかりで、すべてが試行錯誤。
常に異変がないかアンテナを張り、イレギュラーには臨機応変かつ迅速に対応。
不安になっては検索しまくる日々。
仕事なら休憩がありますが、育児は24時間体制。夜勤もあります。
相談できる上司も同僚もいません。相手はまだ言葉を話せない赤ちゃんです。
それでも夫婦ともに疲労困憊になります。
この経験を通して、子育て世帯の皆さんがどれほど大変な日々を送っているか、身をもって知ることができました。

 

男性の育休取得がもたらすもの
この経験を踏まえて、男性の皆さんに伝えたいことがあります。
かつては男性の育休制度がなく、女性(新米ママ)が一人で育児を担っていた時代もありました。
それを思うと、正直信じられない気持ちになります。
男性が育休を取ると「偉いね」と言われることもありますが、女性はそれが「当たり前」とされ、称賛されることは少ないのが現状です。
もし男性が妊娠・出産・育児を担う世界線があったら、きっとメンタルが崩壊していたと思います(私には無理です…)。
だからこそ、女性が日々当たり前のようにこなしている育児は、もっと世間に認知され、称賛されるべきだと強く感じます。
そして、家庭内では夫がパートナーに寄り添うことが何よりも大切です。
妻を褒めて、癒して、称賛してください。

 

男性が育休を取る意義
育休を通じて、夫婦で同じ時間を共有できることの価値を実感しました。
男性の育休取得が重要だと感じた理由は、以下の3点です。

  • 夫婦で「子育て」という共通の目標に向かって時間を共有できること
  • 子育てについて話し合い、共感し合う時間が増えること
  • 自分たちが「親」として成長する過程を共に歩めること

子育ての方針は家庭によって異なりますが、男性が持つべきマインドは共通していると思います。

 

最後に子育て世帯の皆さん、仕事と家庭の両立は本当に大変ですが、
一緒に頑張っていきましょう!

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